ニューヨーク郊外・家のなんでも

ニューヨーク郊外のウエストチェスターNY・グリニッチCT等から家のあれこれや荘園不動産の日常をお届けします。

家を売る・買う=ところてん

アメリカのお引っ越しシーズンは何んといっても6月末/7月末。つまり今週末はピーク!

 

ごく数日内にクロージングを迎える予定の弊社売物件。

この物件の買主は自分の家を売り、居住中のその家を間もなくやはりクロージングで出なければならない。

(一般的なクロージングでは売主はスッキリサッパリ家を空にし、クロージング当日に買主にカギ/物件を受け渡す必要があるわけです。)

ところが、弊社売物件にはテナント(1)が居住中。 (このままでは買主が引っ越せない=クローズ出来ない)

テナント(1)はクロージング前の引っ越しには同意はしたけれど、かといって引っ越し先がない。

テナント(1)のお子さんの転校は避けたい(小さな学校区なので、その中で同程度の家賃で引っ越し先を探すのは至難の業)

数日前に弊社で見つけた特選物件(そこならと引っ越しに同意)

ところが、このお宝物件にもテナント(2)居住中。

このテナント(2)は家を購入しやはりクロージング待ち状態

クロージングはずっと前からその日程が決まっているわけではなく、(前々から日にち指定をする場合もありますが)かなり直前にならないとその日時場所は決まらないケースも多いものです

テナント(2)が引っ越しをする同じ日にテナント(1)が同物件に入居。そしてテナント(1)が住んでいた売物件のクロージング。そこに買主が入居。買主の家がクローズされる。

 

という流れがこのシーズンによくある「ところてんディール」。

ひやひやするのはエージェントも同じ。

      

 

現在進行中。