家のタイプ
ニューヨーク郊外の住宅は、広い範囲で見ると基本的には一軒家の *ゾーニング(Zoning)が広がっています。
一軒家のことをSingle Family House(一家族用の家)といい、この家はたくさんベッドルームがあっても、とても広くても「おじさん一家」「いとこ一家」「親友一家」などと世帯を同じにすることは出来ません。
居住するのは一世帯であり、そこから公立学校に通えるのも主たる住所がその家であるひと家族の子ども(達)に限られます。もちろん、親類縁者が短期滞在することはVisitorsとして問題ありませんが、主たる住所には出来ません。
*Zoningは、都市計画等の用途区分のことです。 (アメリカでは土地利用の用途区分が詳細で規則がとても厳しいです。)
*2-Family zone/Multiple Family zoneなどには、Duplexだったりアパート形式の住宅がありますが、Single Family Zone内には、Duplex(それ以上の世帯数用住居)はありません。(大昔からのGrand Fartheredと言われる数少ない例外は除く)
前々回のブログに掲載した「リーガル三世帯」というのは、Multiple Family Zone(複数世帯ゾーン)内にある三世帯住宅という訳です。
新しく家を借りるプロセス
さて、以前より弊社HP内に「郊外物件のご案内」と称して、お客様が家を借りるプロセスを拙話にして掲載しておりました。
(ケース1)物件ご案内の様子
(ケース2・つづき)物件契約の話
お恥ずかしいことに、ケース2を掲載してから5年以上が経過してしまい、お客様のエリアや物件の志向や生活が随分変わって来ていると感じております。
次回「ニューヨーク郊外で家を借りる」 - その2.
では、コロナ禍を経て様変わりした2022年のお話をアップさせて頂きます。