スムーズな持ち家のご売却(マイナーだけど重要な盲点)

家を売却する際のプロセスや注意点に関しては、様々な情報がネットなどであふれています。
1.まずエージェントを決める
2.家の片づけ・不用品の大規模な処分
3.内見の準備
などなど
見栄えのいい物件にするための方法は津々浦々で紹介されています。
弊ブログでは以前もニューヨーク郊外の売却への段取りをふれました。よろしかったら以下をご参照ください。
今日はもっとマイナーだけど重要なことについてお話ししたいと思います。
そもそもマイナーだけど、重要って??

あまり知られていないとても重要なことのことです。
現在はウエストチェスター内のいくつかのタウン・ビレッジでは家の売却の際に、物件の排水管に関して特定の検査ができるプラマーに検査を依頼し、指定機関でその検査の合格証明書を発行してもらう必要があります。
浄化槽とは違います。どの家にもある排水管についての検査です。

家の築年数は二桁、三桁でも珍しくないニューヨーク郊外の物件です。家自体はピカピカにリノベーションされていても排水管も建設当初の物が使われていたら老朽化している可能性もあるわけですね。
上のイラストのように、よくあるトラブルとして、ひび割れや、つなぎ目が外れていたり、木の根っこが入り込んでいたり、または下水本管にタコ足のように雨水の処理をさせる管がつながれていて、排水量が多くなったり、様々な問題が発生します。
この検査は売主の責任でしなければなりません。
検査に合格しない場合、売主の費用負担で不具合箇所を修理しなければなりません。
買主がインスペクションの一環として行う検査とは違います。
この検査に合格した証明書がないと、クローズ出来ず売買が成立しません。
クロージング間近に買主が雇ったタイトルカンパニーが「あれ?証明書は?出てませんね」と言ってくるケースもあります。そうなったらクロージングは遅れるわ、予想外の費用が掛かるわ、目も当てられない状況になってしまいます。
売買のハイシーズンのみならず、胃カメラのようなビデオ撮影が可能なプラマーを探して撮影してもらう。業者探しも簡単にはいきません。日数もかかります。

排水管の中、写真ではなくビデオ撮影が必要です。
その動画を指定の検査機関に送ってレビューしてもらう。
合格すれば万歳ですが、「途中でクラックがあるから直せ」と言われたら、直さない限りクロージングに必要な証明書は発行されません。
重複しますが、これは売主の責任で直さなければなりません。
つまり、直して再検査に合格するまでクロージングできないことになります。
つまり、売却を決めたら予めこの検査をしておくことをお勧めするわけです。検査結果の有効期間は5年間あります。
ウエストチェスター郡では、特定の町でこの検査が義務付けられています。
ご自宅を売りに出すことをお決めになったら、そのエリアの売却に慣れたエージェントに詳細ご相談ください。
どこが特定の町なのかは、地元に密着したい経験豊富な荘園不動産にご一報いただけたら検査の段取りから、証明書の取得まで指南させていただきます。
ニューヨーク郊外のウエストチェスター郡、コネチカット州のフェアフィールド郡を専門に創業以来まもなく30年。郊外の不動産に関することならなんでもこちらまでお問い合わせください。
