「オファーを入れてください」って?

賃貸でも売買でもオファーってエージェントはよく言うけれど、一体なんだか分かったようでよくわからない?という事ありませんか?
ここでは、主に賃貸のオファーのお話しについてです。
リスティングエージェントをしている場合、物件の内見希望の方に直接お見せすることも多いのですが(つまり内見者側にはエージェントがいない)
洋の東西を問わず.......
「この物件の庭の芝刈りは家賃に含まれていますか?」
「洗濯機を新品に替えてもらえますか?」
などなど、聞かれることがあります。
「オファーの中に入れてください。」
と答えると、どうもその意味がよくわからない方が多いのです。
(すぐピンとわかる方の方が少ないかも......)
繰り返しますが、洋の東西を問わず.......
賃貸のオファーの基本!三種の条件!をおさらい。
・いくらで?
・いつから?
・どの位の期間?
これが核となります。
例えばこんなオファーはどうでしょう?
〇 リスティングプライスでオファーをする。
✖ 既に空いている物件の契約開始が二か月先から
△ 一年契約 (オーナーは長期契約を希望)
(↑ご参考まで)
〇 リスティングプライスでオファー
〇 すぐ契約開始
〇 二年契約
そして、オプションとして庭師代を家賃に込みにしてほしい。
となると、オーナーも検討しやすくなります。
独自の条件を「込み」にして、それを飲んでもらいたい場合、オーナーにとっての負担が増えるだけ。という事ではなく、出来る限りWinWinを目指す必要があります。
その「さじ加減」は?
既に空いている物件の契約開始を二か月先から.....
というのは、二か月分の家賃が入らない。ということですから、その分だけで多くのケースで年間の庭師代がカバーできてしまいます。

但しっ!
賃貸の市況はは大変季節に影響されやすいのです。
ですから、オーナーの懐具合によって結構な難題もOKされるかもしれないし、逆に、オーナーを怒らせて門前払いになる可能性もあります。
懐具合だけでなく、オーナーの性格(プライド?)にもよります!!!!!
リスティングをしているエージェントの多くは、オーナーをよく知っています。
*ここでいうリスティングをしているエージェントというのは、専任契約をしているエージェントとご理解ください。少々ややこしい話なので、その件はまた後日。
エージェントと相談して、受けてもらいやすい内容のオファーを組み立てて交渉する。
この物件不足のマーケットで、効率よく気に入った物件を見つけ、満足な契約内容を合意に持っていくためには、信頼できるエージェントとよく話し合い、無理のない所で接点を見つけることです。
なんだかわからない話だな??と思われたら、いつでもご連絡ください。
ニューヨーク郊外のウエストチェスター郡、コネチカット州のフェアフィールド郡を専門に創業以来まもなく30年。郊外の不動産に関することならなんでもこちらまでお問い合わせください。
