ニューヨーク郊外・家のなんでも

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アイスダムの話

寒すぎて「つらら」をほとんど見ていませんが

 

またまた雪や寒い話で恐縮です......

どうにも寒さが長々と続いているニューヨークなのです........

アイスダムとは何ですか?

 

アイスダムは、屋根に積もった雪が溶け、その水が屋根の端(軒先)で再び凍ることで形成されます。適切に屋根の雪下ろしが行われていないと、できた氷が大きく成長し、溶けた雪水が屋根から正常に流れ落ちるのを妨げてしまいます。水が屋根から排水できなくなると、その水が屋根材(シングル)の下に逆流し、最終的に家の内部へ侵入してしまう可能性があります。

 

Roof Ice Dam Prevention Tips   by Five Points Roofing Company

 

 

あなたの家にアイスダムはできていませんか?

 


多くのアイスダムは屋根の端(軒先)に発生しますが、屋根の勾配、向き、形状によっては、他の場所にできることもあります。天候の変化や屋根の状態をこまめに確認し、アイスダムができていないか注意しましょう。

 

家の外側にできているつららをよく観察してください。もしつららが雨どいの周辺にだけ見られ、その背後に水が溜まっていない場合は、アイスダムはまだ形成されていない可能性が高いです。ただし、つららはアイスダムの前兆となることがあります。また、場所や大きさによっては、落下した際に危険を伴うこともあります。可能で、かつ安全が確保できる場合は、家の外側にできたつららを取り除きましょう。その際、決してつららの真下に立たないよう注意してください。地上から安全に届かない場合は、業者に依頼して撤去してもらうことを検討してください。

 

また、**屋根裏(アティック)**や外壁に面した天井部分に、水染みや湿り気がないか確認してください。水染みや湿気が見られる場合、アイスダムが形成され、屋根の防水層を水が通過して侵入している可能性があります。

 

 

アイスダムの除去方法


アイスダムの兆候を見つけたら、できるだけ早く屋根から除去することが、住宅への被害を防ぐうえで非常に重要です。アイスダムを取り除く方法のひとつに、塩化カルシウム(カルシウムクロライド)系の融雪剤を使って氷を溶かす方法があります。

 

 

ステップ1
ルーフレーキ(屋根用の雪かき道具)を使って、屋根の端から約90〜120cm(3〜4フィート)分の雪を取り除きます。このとき、屋根材を傷つけないよう注意し、また歩行通路の周囲に雪を積み上げたり、非常口をふさいだりしないようにしてください。

 

ステップ2
塩化カルシウム系の融雪剤を使用します。これらは一般的に、近所のホームセンターで購入できます。岩塩(ロックソルト)や塩化ナトリウムは屋根を傷める可能性があるため、使用しないでください。

 

 

ステップ3
ナイロンストッキングの中に、塩化カルシウムの融雪剤を入れます。

 

 

 

ステップ4
安全を確保したうえで、融雪剤を入れたナイロンストッキングをアイスダムの上に縦方向に置きます。そうすることで、氷の中に溝ができ、水が流れ落ちる通路を作ることができます。

 

 

ステップ5
塩化カルシウムを入れたストッキングを設置している間、雨どいや縦樋(ダウンスパウト)の近くにある低木や植物は、軽量のタープなどで覆って保護してください。これは、屋根から滴り落ちる塩化カルシウムを含んだ水が、植物や植栽を傷める可能性があるためです。

 

 

注意
雪や氷のある状況でのはしごの使用は非常に危険です。
屋根に安全に手が届かない場合は、無理をせず、業者に依頼することを検討してください。賃貸の方は、物件オーナーか管理者にご相談ください。

 

illustrations by Travelers Risk Control

 

 

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