オレンジ色だけじゃないとは聞いたけれど
ここ数年、ハロウィーンのカボチャの色には色々な意味を持っているようなので、まとめてみました。（但し諸説あるようですのであしからず）
黄色
ローラ・スラッターさんが思いついたアイディアで、黄色のカボチャが飾られている家は、スピーチのアプラクシア（言葉でコミュニケーションする能力に影響がある障がい）を持ったこども。またその他の障がいがあって、その為に「トリック・オア・トリート！」と挨拶出来なくても、この家ではポジティブな体験ができる事を意味していること、ハロウィーンに参加する人たちの間でも思いやりをもたらすのに役立っているイエローパンプキンプロジェクトから来ているそうです。
青
玄関先に青いカボチャが飾られている家では、食物アレルギーや食事制限を持つ子どもに対して代替品や食品外のお土産を提供している。という意味があります。食事制限に関係なくすべての子どもたちがハロウィーンを楽しく安全に体験できるようにという象徴です。
紫
てんかんの診断を受けた息子がいるロン・ラモンティー二さんは、外見上普通の子どものようにみえるけれど、生活のさまざまな場面で影響があること、てんかんには誤解や恐れがあることなど、「なぜあなたのカボチャは紫色なのか？」と聞かれたときに、人々にてんかんについて伝えるきっかけとならないか？啓蒙のきっかけにしたいと考えたそうです。
白
凛とした白いカボチャは美しいですね。これは、子どもをなくしたり流産をした家に象徴としておいてあるそうです。ただ、その意味を知らずに「美しいから」と飾っているケースもまだまだあるようなので、判別はデリケートな問題ですね。
ピンク
説明も要らないと思いますが、ご想像通り。乳がん予防運動のプロジェクトだそうです。アメリカでは3.8ミリオンの女性が乳がん経験者だそうです。
赤
飲酒運転に反対する組織 Mothers Against Drund Driving (MADD)が健康な飲酒の習慣を促進することを目的として、飲酒運転の害の意識を表しているそうです。ハロウィーン以降、アメリカではホリデーシーズンに入り飲酒の機会もぐんと増えますから、「飲むなら乗るな。乗るなら飲むな。」が大事ですね。
もうすぐハロウィーン。
みなさま楽しくお過ごしください。
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