ニューヨーク郊外・家のなんでも

ニューヨーク郊外のウエストチェスターNY・グリニッチCT等から家のあれこれや荘園不動産の日常をお届けします。

ニューヨーク郊外で賃貸住宅を探す

復習も兼ねて - やっぱり早い者勝ち

 

 

この春向けのお問い合わせが荘園不動産にも続々と届いておりますので、ニューヨーク郊外で初めて賃貸住宅を探し始めた方、お住替えの方も含めてまずは押さえておきたいポイントを復習したいと思います。

 

 

 

まず、もしお読み頂いていなければ一番重要な事を以下ご一読ください。

 

shoen.hatenadiary.com

 

 

現在居住中のテナント様が物件オーナーに「〇月〇日に退去します」という中途解約告知は退去月(退去月を含め)2~3か月前にしなければならないのが一般的です。(NY & CT州の場合。 NYCの賃貸専用アパートは除く)

 

 

つまり、「この物件がもうすぐ空く」という情報が入るのは、2~3か月前。と言うことになります。

 

 

かと言って、企業様毎に人事異動の告知が異なり、半年前にはわかっている方、一か月前にならないとわからない方などいらっしゃいますが、そこは除いて、あくまで一般的な話です。

 

 

 

今日は1月21日ですから、この春の異動で新しくニューヨークにいらっしゃる多くの方が探し始める4月からの物件は、そろそろわかっている物も出て来て、2月に入ると告知を受けた物が続々と(あくまでコロナ禍以前は)出てきます。

 

 

 

コロナ中は本当に貸し出される物件数が少なかったのですが(テナント様が動かなかったり、NYCからの移住者が多く、供給不足が続いていた)今年の動向はどうなりますか?

 

 

そんな中、みなさまそれぞれにご予算があり、ご希望のエリアがあり、となりますと少ない中から選ぶということは残念ながら「早い者勝ち」となります。

*ただ、企業様によっては、ビザ発給前の物件の契約は許可されないこともあり、OKな会社様(自己責任)もあり、それは所属されていらっしゃる企業様とよくご相談ください。もし許可されない場合でも「策」が無きにしも非ずですので、ご相談ください。

 

 

 

不動産の賃貸でも購入でも「スピード勝負」ということは今までお話ししてきましたが、特にハイシーズンの4月~7月(8月)にご入居されたい場合はそれが顕著です。

 

 

 

不動産会社の担当者から写真や説明、居住中の方がOKすれば動画やバーチャルでの内見、Street viewで周囲の様子やネットの学校情報などチェックして

 

 

「ここよさそうだから、押さえてください」と言われても

 

 

残念ながらそれは出来ません。

 

「押さえる」ということは

・正式にオファーをする

・物件オーナーがOKしたら (Accepted Offer=AOというステイタス)

・契約書をレビューしサインをする

・必要経費の支払い

①Security Deposit(敷金)

(NYの場合は一か月分、CTの場合多くは二か月分)

②初月家賃の一か月分(場合によっては日割り)

この二つは最低オーナーに渡さなければ、オーナーは契約書にサインをしません。

③コンドミニアムなどに対して経費が掛かる場合はそれも含まれ

④不動産仲介手数料

 

 

つまり、契約が成立して初めてその物件を押さえられる(確定する)ことになります。

 

 

 

では、そのタイミングは?

 

 

気に入った物件があったら、一刻も早く

 

 

 

 

となります。理由はその物件を紹介してもらっているのは、あなただけではありません。

 

 

 

場合によっては、他の不動産会社が他のクライアントに紹介していたり、同じ不動産会社内で、別のエージェントがそれぞれのクライアントに紹介したりするからです。

 

 

 

今や、インターネットでどこで誰が同じ物件に興味を持っているかわからないからです。例えAOというステイタスになっても、その後時間がかかっては、他の方に取られてしまう事は往々にしてあります。

 

 

 

お客様が気に入った物件で決めて頂けないこと=これぞ力不足を感じ、エージェントとしても本当にものすごく残念でなりません。

 

 

 

 

ですから、条件通りで、無理がなく、十分に物件の悪い部分も御覧頂いた上で決めて頂いたら、全力で交渉しますし早めのオファーをお願いする次第です。

 

 

 

 

コロナが始まって最初の頃は、不動産のご案内についても色々規制がありました。そのころから圧倒的にバーチャルでの内見でご契約を成立なさる方が増えました。

 

 

 

 

 

お客様が実物をご覧にならずにお決め頂くためには、その物件を熟知しており(特に物件オーナーのことも)その上で、安心してお勧めできる自信のある物件だけを選びます。

 

 

本当は、実際にいらして頂いてからお決め頂きたいです!!!

 

 

 

ただ、現実はタイミングによってはご着任後に実物を見て決める=残っているものの中から選んでいただくことになってしまうケースもあります。

 

 

 

 

どうして、不動産エージェントが家の購入でも賃貸でも「早く!早く!」とせかすようなことを言う理由をおわかり頂けましたら幸いです。せかしている訳ではなく、気に入られた物件を逃してほしくないの一心でございます。

 

 

 

 

まだニューヨーク郊外は寒いです。でも今週から寒波を抜け出せそうです。

 



 

 

 

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