ポイント集 (退居編)
*ニューヨーク近郊住宅からのお引越しについて
持ち家であろうが、賃貸であろうが、その家に永住を決めていらっしゃる方以外は、いつかお引越しをする日がやってきます。
たくさんのストレスと向き合わなければならないお引越しを出来るだけスムーズに達成したいものですね。
(*ここでは、引っ越し業者の選定に関しては取り上げません)
よくご質問頂くことをまとめてみました。
その1. 電気・ガス、水道、テレビ・インターネットなどの解約や移転手続きについて
月々の利用料をオンラインでお支払いになっている方は、そのオンラインアカウントでクローズやムービングの手続きをとることが出来ます。心配だからと一か月以上前に手続きしてしまうことはお勧めできません。先方が間違えることがあります。最終の利用料のお支払いはオンラインでも出来ますが、お引越し先の国によっては出来ないこともあります。荘園不動産でお取引いただいたお客様は担当エージェントにご遠慮なくご相談ください。また、最終支払いが済んだ記録はスクリーンショット等で残しておかれることをお勧めます。ケーブルテレビやインターネット用機器は返却が必要です。リモコンもお忘れなく。
その2. 物件のお掃除
一にお掃除・二にお掃除・三四がなくて五にお掃除!と心得てください。引っ越し業者さんに依頼するお掃除は時間的制約もあり、日ごろのお掃除状態によっては十分でない場合もありますので、お掃除専門業者を依頼されることも一考です。
郊外物件でうっかり忘れやすいお掃除箇所の筆頭はこれ!!
何故か使っていると気がつかない(慣れてしまっている?)洗濯機の汚れ!最初からこんなだったら嫌ですよね。キレイかどうか?自分が初めて使うとしたらどう思うか?洗濯機に限りませんが、立場を変えて考えてお掃除しましょう。
その3. Final Walk-Thorugh
持ち家からのお引越し(ご売却の場合は買主によるWalk-through)、賃貸からのお引越し(物件オーナーと)最後にWalk-through(最終点検)をします。
売買の場合は、クロージング前のFinal Walk-throughの結果でクロージング自体や最終の売買価格に影響が出ることもありますので要注意。(詳細は担当エージェント)
賃貸の場合は、オーナーに同行してもらい、もしSecurity Depoosit(敷金)から引くものがある場合は、その場で指摘して欲しいと伝えましょう。但し、見積もりが必要な場合は金額がその場で出ないこともあります。
何よりも大切なのは、お知り合いやお友達とのお別れは別に設定すべきということです。
その4. 賃貸の場合は、テナント候補への内見を協力する
賃貸の場合でオーナーが次にまた貸し出したいという場合は、内見の協力が必要となります。お忙しい中、都合を合わせて内見に協力するのはご迷惑だとは思いますが、当地では住みながら内見をしてもらうことは一般的なことです。是非ご協力ください。もし都合を合わせることが出来なければ、物件オーナーが見せに来てくれる、下図のようなロックボックスを付けてテナント候補を連れてくるエージェントがアクセス可能になる。色々な方法があります。内見には必ずオーナーかライセンスを持った不動産エージェントが立ち会います。ご安心ください。
その5. ペットを連れての国外へのお引越し
お引越し先の国によって、予防接種などに数か月~一年近くの時間がかかることもあります。また、利用する航空会社でも規定が異なりますのでぬかり無きようしっかりと調べましょう。
・わんちゃんの予防接種などが終わるまで、わんちゃんと当地に残るという方もいらっしゃいます。(または預ける)
・わんちゃんを飛行機に乗せたくないので、船で帰国できないか?と考えている方もいらっしゃいます。
・わんちゃんの性格や年齢によっても変わりますが、全然へっちゃらなわんちゃんもいるでしょう。ただ、手続きは飼主の責任ですから慎重に。
ニューヨーク郊外で過ごされた時間がいい思い出になるかどうか?実はご退去時にかかっていると言っても過言ではありません。みなさまのご退去がスムーズなものになりますように。
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