チームワーク?!
家尾買造さんの物件探しは続いています。
家尾さん :「いくらでも物件ありそうなんだけど、理想の家ってなんかないもんですね~。」
荘子 :「そうですね。誰が見てもいい物件は、誰が見てもいいので(当然ですが)すぐ決まってしまいます。一日で決まることもありますよ。リセッションが始まったとか、始まるとか言われていますが、家尾さんがターゲットにしていらっしゃるS村では、いい物件が出たら今でも早いですよ。」
荘子 :「スピードが命といっても、初めての方はある程度は物件を御覧にならないと、そしてS村のようなところだといくつかオファーをなさってみないと、物件購入の厳しい現実って実感されないと思います。」
荘子 :「私なんて昔日本で住まいを買う時、二軒しか見ないで決めちゃったんですけれどね。」
荘子 :「荘園不動産の社長は一軒しか見ないで、キッチンもないような家を買ったそうですよ!」
荘子 :「どちらもまだ不動産屋になっていなくて、当時の担当不動産屋が『それしかない』って言ったんです。」
荘子 「私はお客様がご納得するまでお付き合いさせて頂きますのでご安心くださいね。」
荘子 :「ところで家尾さんは不動産弁護士はお決めになっていらっしゃいますか?」
家尾さん :「あっ、家を買った先輩が弁護士が必要だと教えてくれたけど、その人が紹介してくれた弁護士でいいのかどうかよくわからないし、どうしたらいいのかな?」
ニューヨーク州とコネチカット州では、物件売買の際、一般的に不動産弁護士に契約・譲渡周りの法律面のことを取り仕切ってもらいます。
荘子 :「最近はオファーをする際に、ローンがこれだけ出せますよ。という銀行のPre-Approval Letterを提出するだけでなく、すでに弁護士は誰にするか決めていますよ(だからすぐプロセスを始められますよ=というアピール)をした方がいいので、予め不動産弁護士は誰にお願いするか?決めておいた方がいいです。」
荘子 :「何名かご紹介出来ますので、お話ししてみてお一人決めて頂けますか?」
「メールでのお問い合わせだけでなくて、お電話でお話ししてみる事をお勧めしています。」
家尾さん :「了解です!」「後は僕の方で進めておくことはありますか?」
荘子 :「CPA・会計士さんはいかがですか?普段お使いの方いらっしゃいますか?」
家尾さん :「あ~あ~あああ」「う~ん」「まぁなんとか」
荘子 :「購入したい物件が決まってオファーが合意されたら、色々な人が続々登場します。」(Condominium, Co-op, ある種のHOAの場合はBoardの人々の審査も)
① 不動産弁護士 (売買契約書を詰め実行)
② インスペクター(買主がインスペクターに物件の検査をしてもらう)
③ タイトル会社のサーチ(物件に抵当が付いていないか?諸々許可が取れた建築か?等検査する)
④ アプレイザー(購入にローンを取る場合は、不動産評価査定のため銀行がオーダーする)
⑤ 銀行弁護士など
⑥ エージェント
投資物件でもないので、CPAの方は直接関係はないですが、*不動産購入は税制面での優遇措置があるので、不動産に詳しいCPAさんは強い味方になってもらえます。
*固定資産税年間1万ドルまでの分と住宅ローンの利息分が税控除される(限度額あり)。
色々な人がチームになって家尾さんが決めた物件がスムーズにクローズするように持って行きます。
物件が決まったらその後はチームワークよくディールが進むようにするのが私たちエージェントの役割となります。お任せください!
そして迎えるクロージング!Congratulations!!
つづく