不動産エージェントは必ず持っています
アメリカでは州ごとに異なりますが、”不動産エージェント”と言われる人は当該州の不動産ライセンスを必ず所持しています。
ライセンスのない人が、物件の案内をしたり、交渉をすることは出来ません。
*「???この人」と思ったら、ライセンスがあるかどうか?一般の方でも調べることは簡単にできます。
時々、ご自宅を売却・購入のために勉強してみたい「不動産のライセンスはどうやってとったらいいのですか?」というお問い合わせを頂くので、ニューヨーク州の不動産ライセスの取得についてお話ししたいと思います。
大きく分けると、ニューヨーク州のライセンスには:
・セールスパーソン
・ブローカー
と二種類のライセンスがあります。
最初は、セールスパーソンのライセンスを取得するので、今日はそのお話です。(18歳以上の方が取得可能)
1)77時間のクラスを取る
州公認の学校でクラスを取る(オンラインコースもあり)
クラスの学習内容を詳しく知りたい方は
2)クラスを取った学校の試験を受ける
パスしたら
3)eAccess NYのアカウント作成
eAccess NYのアカウントから州のテストの予約をする
4)州の試験を受ける
試験時間は1.5時間
5)試験結果はeAccessnyで
PassedかFailedのいづれかで、点数は残念ながらわかりません。
6) スポンサリングブローカーを選ぶ
セールスパーソンの試験に合格してから、所属する不動産会社を見つけて、ブローカーに監督・管理してもらう必要があります。試験が受かった旨伝えて、採用先を探します。
7)所属先不動産会社が決まったら
ニューヨーク州にライセンスの申請をします。
申請書についてはこちらに詳細があります。
不動産エージェントの仕事は:
・買いたい人が不動産を買う
・売りたい人が不動産を売る
・貸したい人が不動産を貸す
・借りたい人が不動産を借りる
〇〇したい人がその実現をお手伝いをする仕事です!
住宅不動産でも、商業不動産でもライセンスは同じです。
不動産売買にまつわることも、賃貸にまつわることも日米では大きく商習慣が異なり、アメリカの文化を一面を感じられる仕事です。
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