ニューヨーク郊外・家のなんでも

ニューヨーク郊外のウエストチェスターNY・グリニッチCT等から家のあれこれや荘園不動産の日常をお届けします。

スピードが勝負なんです....本当に

借りる時も買うときも "スピード"命

 

 

 

 

不動産屋らしく「あおってるなっ」と思われそうなお話ですが、改めてスローな日本の不動産会社にしびれをきらしている者として、今日はアメリカの物件賃貸や購入の基本のキの字のお話をしたいと思います。

 

 

今の時代洋の東西を問わず、不動産物件情報はインターネットを通じて入手することと思います。

 

 

*ちなみに、こちらからリアルタイムの不動産情報が(賃貸・購入とも)入手できます。

 

 

日本のサイト「初めてでもわかる不動産購入の流れ」的な物を見てみると......

日本での不動産購入は:

 

資金計画を立て

 

 

インターネットで予算にあった興味のある物件を探し

 

 

不動産会社に問い合わせ内見をする。気に入ったら

 

 

購入申し込み

 

 

住宅ローンの仮審査

 

 

売買契約

 

ということのようですが、そこで?????

購入申し込みをしたら、住宅ローンの仮審査を受ける?

 

 

いえいえ、アメリカの場合は物件を見に行く前に住宅ローンのPre-Approval Letterを入手して、予算をハッキリし、その値段に見合った物件を紹介してもらうことになります。

 

 

コロナ禍中の内見は、野次馬的な内見を避けたい売主の希望により、ほとんどの物件でこのPre-Approval Letterを持っていないと、内見予約すら取れませんでした。今でもその名残が残っている所もあります。

 

 

 

気に入った物件が見つかってオファーを入れると(購入申し込み)その時点で買手の資金準備力はPre-Approval Letterでわかっている為、すぐインスペクションそして、売買契約と数日のうちにプロセスは進みます。

 

 

ところで、

 

 

「契約予定につき内見停止中です」

 

 

この手の記載がある日本のサイトを見かけますが、これはアメリカの不動産プロセスと激しく異なる部分です!気をつけて!

 

 

契約予定者がいるから

とか

購入申し込みがあったから

とか

それで、内見を停止する?????

 

 

 

そもそも、「内見を停止する」と決めるのは、売手側の不動産会社じゃないですか?

 

 

契約予定者や購入申し込み者が辞退したら、その間に逃した見込客はどうなるんでしょう?ロスした時間はどうなるんでしょう?

 

 

それは売手にとってのダメージではありませんか?

 

 

売手側エージェント(不動産会社)は売手にベストをつくす義務がある(アメリカでは)のですが、日本ではないのでしょうか?

 

 

当地では、サインをするまでは物件は見せ続けられるのです!!

驚かないでください。いつ誰が気を変えるかわからない。

当たり前のことです。あなたは決めたと思っていても、経費をそろえて契約書にサインを済ませなければ決まったことにはなりません。

 

 

ですから、借りるにしても買うにしても「この物件!」と決めたからには、その先は急ぐ必要があるのです。

 

いつどこで、他の人が決めてしまうかわかりません。

 

 

 

いい物件というのは、誰が見てもいいものだからです(価格も含め)

 

 

運命の物件に出会ったら、その後猛スピードで契約に進めるよう事前の準備(含む勉強)いざという時決断する目利き力.....それらのためにたくさんの事を不動産エージェントに聞いてください。

 

但し

 

賃貸はその時にあるものの中からお選びいただくしかありません。待っていて「もっといい物件が出て来る」かもしれない確率は相当低いです。つまり、即決が必要です。

 

 

 

 

 

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