とどのつまり
どうしてこんなに疲れたんだろう？
というほど、ツワモノ売手とのやり取りは終始「あーいえばこーいう」で疲労困憊になりましたが、弁護士仕事になってからは、キッチンとバスルームのリノベーションや壁のペイントの色選びなどで東奔西走することに集中出来ました。
クロージング予定日間近に、弁護士からタイトル関係で一点連絡があったけれど、何しろこちらは疲労困憊。これがお客様が買われる物件だったら、容赦せず戦えるのですが、自分事となると「いい....それよりこの戦いを終らせて」と言って電話を切り、クロージング当日を迎えました。
クロージングはそれはそれは寒い年末ぎりぎりに設定されました。
ちょうど、年末年始のお休みで東京から帰っていた次男も「アメリカの文化」の見学参加。
売手側は前日までに書類のサインを済ませていました。（結局ツワモノ妻の夫には初めて物件の内見をさせてもらった時にちらっと会っただけ。）
クロージングはペーパーレスとは程遠い大量の紙にサインをします。
弁護士同士はご多聞にもれず、今週は何件のクロージングをしただの、今日は後2件のクロージングがあるだの、聞いていると何故か自分の忙しさ合戦になるのです。
全部の書類がそろい、銀行からのモーゲージの承認が下りる間は、ひたすら待ち時間。そんな中でも終始忙しく紙をめくり、ペンを動かしている人＝これがタイトルカンパニーの人です。
と電話を受けたら、
ツワモノ売手妻が繰り返し言っていた「夫のお母さんは不動産弁護士事務所で長～くセクレタリーをしていたのよ。彼女がクローズするわ！」
と言っていた話はどこへやら。
結局そのお母さんの職場の弁護士さんがやってきて、クロージング自体はスムーズにDone。
不動産エージェントを使わず自分で売ろうという人は、すなわち不動産の手数料を払いたくない。節約したい。そこが主目的だと考えます。
節約？一ドルでも高く売りたい？（そういう売手です）
FSBO物件は安そうな感じがする.....こう思う買手もいらっしゃるようです。でも正確に丁寧な市況を把握した上でないと、意外に高値掴みされてしまいます。
デューディリジェンスも不安なまま購入できるほど不動産は安いものではありませんね。
ご相談承ります。
*長々と5回にもわたったFSBO関係の投稿にお付き合いいただきありがとうございました。
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