暖房代考察
現在、冬真っただ中のニューヨーク郊外です。先月(2024年1月)は暖冬だったここ数年にはない感じの気温が続きましたね。
ニューヨーク郊外住宅の暖房システムは物件のタイプによっても異なりますので、ここでは、ビルディングタイプやマルチファミリー等で家賃に暖房代が込になっているところは、除外してのお話です。
ニューヨーク近郊の暖房の燃料は、ガス、電気、オイルやスチームです。
オイルはオイル会社との契約にもよっても異なりますし、ガスと電気暖房の話をさせて頂きます。
さて、一月分のコンエジソン社からの請求書が届いて、ビックリされた方からのお問い合わせが届いています。例年同様、特に当地で初めての冬を迎えられた方から。
「我が家の1月のコンエジソン代が1,000ドルを超えまました!!」
「うちは、せっ1,500ドルなんですがっ!」
「職場のまわりの人に聞いても、それはあり得ない!何それ?」と言われました。
職場のまわりの方はどのようなタイプのお住まいですか?
一軒家でしょうか?
ビルディングタイプ(日本でいうマンション)ではないですか?
築浅のDuplexではないですか?
それぞれの方の暖房の設定温度はどのくらいでしょうか?
お宅では、どんな服装をしていますか?
たくさんの条件が絡み合って、請求書の内容は異なります。同じような条件での比較でないと意味がありません。
アパートに限らず、Duplexやタウンハウスなど、お隣がくっついている物件はお互いに暖めていますから一軒家の条件とは異なりますね。
一軒家にお住まいの方は:
古くても独立した一軒家が希望でした。
ペットがいるので、一軒家じゃないとと思って。
スポーツ好きな子どものために広い庭が自由に使えることが重要でした。
などなど
まず古い一軒家と築浅の物件では気密性が全く違います。
窓やドアや、壁の中の断熱材も築浅物件とは違います。
ニューヨーク郊外にはたくさんの古い戸建てがあります。そこに住んでいる人達は、隙間風を避ける方法をあの手この手で工夫していて、それが当たり前だと思っています。窓自体や断熱材を替えることはとても費用のかかることだからです。
巷には隙間風を防ぐ商品があふれています。それがアメリカです。
ふつ~にたくさん売っています。
郷に入れば郷に従って頂くしかない項目だと考えます。
コンエジソンも色々なデータや説明を押さえて待機しています。
オンラインアカウントから質問も出来ますのでご利用になってみてください。
着々と値上げが予定されている事の告知を怠らないコンエジソンです。www.coned.com
注意:築古な一軒家にはいい面もたくさんあります!
実は物理的なだけでない「風通しのよさ」もその一つ。
またアメリカならではの(不便?な)生活が出来るのも一軒家の思い出の一つではないでしょうか?
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